2010-02-10

椅子作り 鉋削り

今日は半袖でも動けば暑くなる陽気。

雨が降ったり雷が鳴ったりでタンカン収穫もままならない様子。
今年は色つきが早いのか去年より10日ほど早く
2月6日に収穫手伝いのお呼びがかかる。
不合品をいくらか頂き、これがまた美味しく糖度は12度を超えていて
永田ゴールドという品種もいただいたがこれもまた美味しくこちらも糖度は12度以上。


昨日今日は天候も雨模様でミカン手伝いも休み。
椅子作りは最終段階。


椅子のデザインは曲線を用いられることが多く
その削りは普通のかちっとした家具作りとは趣が異なります。

テーブルの天板のカンナ削りは原則平面に削らないといけません。
気が抜けず、緊張感を伴い
遊びは決して許されないストイックな削りです。

それに対して、、、、

椅子の脚や、アームなど曲線を削りだすときは
自らが描いたイメージ、ラインで削りだすことになります。

その際、いくらかの遊び、余裕が生まれます。
もう少し柔らかいラインに、、、
ここはきつめの曲線に、、、
などと最初下書きした線を幾分かはみ出し
自分の感性にゆだねながら削ることもあります。

四角四面の家具を作るのとはまた違った感性が試されます。

南京鉋、反り鉋、四方反り鉋
曲線、曲面削り用の鉋。
左から反り台鉋、南京鉋、四方反り鉋。


曲線削りはサクサク削れて心地よく、
削っているとあっという間に時間が過ぎ去り
ああもうこんな時間になってしまった!と驚いてしまいます。






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